デザインのお仕事をしていて、ちょっと写真にアクセントを付けたいなと思ったことはありませんか?
特にファーストビューを作るときにユーザーさんの目を止めたい、印象を良くしたい。というのは必要だと思います。
今日は特に女性向けのLPやバナーでよくみられる「太陽フレア」の作り方をご紹介したいと思います
Photoshopを開き、レイヤーパネルの「➕」をクリックし、レイヤーを追加します。

塗りつぶしツールで黒に塗りつぶします。(黒にするのは見やすいようにするためです)

先ほど作成したレイヤーを複製します。
【複製の方法】
レイヤーを選択し「右クリック→レイヤーを複製」をクリックするか
レイヤーを選択し、「option(Alt)を押しながら上下にドラック」すると複製されます。

複製したレイヤーの名前をわかりやすいよう「太陽光」にしておきます。
「太陽光レイヤー」を選択し、「フィルター→描画 → 逆光」をクリックします。

逆光のダイヤログが出てくるので明るさやレンズの種類を選択します。
今回は「明るさ100%、50-300mmズーム」を選択し、OKをクリックします。

フレアが追加されました

ここで写真をフレアを入れたい写真を追加してみます。

写真の並び順を真ん中に移動します。

太陽光レイヤーの描画モードを「スクリーン」に変更します。
スクリーンとは
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/using/blending-modes.html
各チャンネル内のカラー情報に基づき、合成色と基本色を反転したカラーを乗算します。結果色は明るいカラーになります。ブラックでスクリーニングすると、カラーは変更されません。ホワイトでスクリーニングすると、ホワイトになります。この効果は、複数の写真スライドを重ね合わせて投影したような効果が得られます。

スクリーンにすると黒色が見えなくなり、白色の光の部分のみ残りました。
(↑女性のおでこ部分が光っております!)
太陽光レイヤーの位置や大きさを調整します。
今回私は右上に配置、左右反転させ少し拡大しています。

少し光が弱いので太陽光レイヤーを複製します。今回さらに2個複製しました。

3個重なると少し濃いので、複製した太陽光レイヤーの1つをぼかしたいと思います。
ぼかしたいレイヤーを選択し、「フィルター → ぼかし → ぼかし(ガウス) 」を選択します。

ぼかしのダイアログが出るので、プレビューをオンにして、良い感じになるまで半径を調整します。
今回12.0pxにしました

出来上がったフレアと写真を比べると写真が少し暗いので、トーンカーブで写真を明るくしたいと思います

写真を明るくすると太陽光フレアと写真がいい感じに馴染みました。

あとは、アートボードの大きさを写真の大きさを合わせてjpgで書き出すと・・・

こんな感じに出来上がりました
Before / Afterで比べると

どうでしょうか?
少し加工を加えるだけで一気に垢抜けた写真になりました
WebサイトやLPのファーストビューやバナーでもフレアのアクセントがあることによって、より目を引くようになるかと思います!
是非試してみてください