MENU

【なぜ】所得ゼロなのに業務委託Webデザイナーが扶養から外れた話

  • URLをコピーしました!

こんにちは、yukiです。

今日はみなさん気になるお金についてお話ししようと思います。

現在、4歳0歳2児のママなのですが、子供が小さいうちは主人の扶養内でフリーランスで働きたいと思っています。

家事・育児と仕事の比率が6:4くらいの働き方が私のメンタル面的にちょうど良い比率なのです。

そしてきちんと収入・収支を計算して確定申告も提出し、「今年もこれでOK!」と余裕ブッかましてましたが、

2023年度(令和5年)の収入は社会保険の扶養から外れてしまいました・・・TT

皆さんには私と同じ思いをして欲しくない思いからお話ししていこうと思います!

目次

「社会保険の扶養」と「所得税の扶養」

まず扶養には2種類あります。

ひとつが「所得税の扶養」もうひとつが「社会保険の扶養」です。

昨今話題となっている年収の壁ですね。

・103万円の壁(所得税)
給与所得者の場合、所得税発生

・106万円の壁(社会保険料)
条件を満たす場合はかかる
(51人以上の企業で週20時間以上働いている、定例賃金88,0000円以上などの条件に当てはまる方のみ)

・130万円の壁(社会保険料)
社会保険料発生

これ以外にもたくさんの壁があるのですが、フリーランスである私が気を付けるべきは103万円の壁と130万円の壁になります。

所得税は取られても大きな金額ではないので通常フリーランスは130万円の壁だけ意識していれば良いと言われるのですが、我が家は103万円の壁も大事な壁になります。

まずは本題の130万円の社会保険の壁からなぜ外れてしまったのかお話ししたいと思います!

社会保険扶養の所得計算方法の罠

2023年(令和5年)は経費や青色申告控除を引いて最終所得が0円だったため、

「130万円の壁なんて余裕〜♪」と、主人の健康組合に出す確定申告も意気揚々と提出したのも束の間、

【扶養不認定】の通知がやってきました。

「なにいいいいいい!?」

よく読むと、主人の会社の健康組合の所得の計算方法は

「売上-仕入れ」のみの算出方法。

完全に130万円を超えていました・・・

ネットで調べていても社会保険の所得算出方法は各組合によって違いますとの記載があり、

他の健康組合で見かける「直接的必要経費(外注費や家事按分の家賃や光熱費)」も見てくれるだろうと思いましたが

まさかの主人の健康組合では「仕入れ」のみ・・・

酷すぎる・・・・

Adobe CCやAdobe Stockなんて何万円も払わないと仕事すらできないのに・・・

ということでご主人の会社の健康組合(会社独自の健康組合)の扶養に入っている方は、経費をどこまで見て最終所得を130万円以下と見てくれるかを必ず確認してください!!

私は確認不足のために2025年に健康保険料+国民年金保険料で月3万円の支払いが発生しております・・・

フリーランスだと経費はもちろん自己負担なのでさらに社会保険料だと手元に全然お金が残りません・・・

【103万円の壁】主人の会社からの手当

余談ですが、我が家では103万円の壁も気を付けるポイントになります。

主人の会社は子供一人あたり18,000円支給してくれるので、子供が2人いる我が家は月36,000円手当が入ることになります。

年間にすると432,000円です。

これを扶養から外れて自分で働こうとすると私の月給約3,4ヶ月分になります。

主人の会社の規約には「被扶養者が年収103万円以下の場合に家族手当を支給する」とあります。

パート勤務であれば年収103万円を意識していれば良いですが、フリーランスの場合はどうなのでしょうか?

主人が人事部に確認したところ、答えは

「個人事業主(フリーランス)の前提での規約はない」との答えでしたので、

最終所得103万円を意識したら良いのか?と思いましたがきっとそうではないと思います。

キーポイントは「配偶者控除」と「配偶者特別控除」じゃないかと思います。

配偶者控除と配偶者特別控除

配偶者控除とは、配偶者の年間所得が48万円以下の場合に主人の給与から控除される金額です。

国税庁のHPでの記載は以下になります。

配偶者の合計所得金額が48万円以下であれば、納税者本人は、所得税の配偶者控除を受けることができます。つまり、配偶者の収入がパート収入だけの場合、その収入が103万円以下であれば給与所得控除額の55万円を差し引くと所得金額は48万円以下となり、配偶者控除が受けられるということになります。

つまりパートの場合は103万円以下で主人の給与から配偶者控除が受けられ、

フリーランスの場合は48万円以下である必要があります。

仮に48万円を超えてしまった場合は「配偶者特別控除」に名前が変わり、控除される金額が少なくなります。

しかし、人事部に私の確定申告を出すタイミングがないので、バレないのでは?とも思ましたが、

おそらく税務署から主人の会社へ配偶者控除から配偶者特別控除への修正申告のお便りが来るため、会社にバレてしまうという仕組みになるのだと思います。

なので、私の場合、経費や青申控除を差し引いた最終所得が48万円以下ということを意識していく必要があります。

令和5年度の確定申告では講座費用が結構高かったこともあり所得0円でしたのでこちらはクリアできました。

あぶね〜〜

103万円の壁より130万円の壁引き上げを優先希望

フリーランスだけでなくパート勤務の方でも手取りが大きく減ってしまうのは130万円の社会保険の壁だと思います。

2025年1月現在国民民主党が103万円の壁を178万円に!と奮起していただいていますが、一番取っ払ってほしい壁は正直130万円の壁の方です。

103万円の壁が178万円になったとしても私の場合、社会保険の扶養から外れてしまうので結局手取りが150万円になり、結局手元が増えるのは20万円くらいの話で・・・

Adobe CCもアドビストックも円安の影響で年々上がっているしどうにかならないものでしょうか・・・

と、いうことで皆さまは私のように失敗せずうまく制度を利用していってくださいね!!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次